2022年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『ブラックボックス』 去年の下半期の芥川賞も書いていませんでした。 久々に乗ったバスの中で読みました。 作者は元自衛隊員。 贈呈式のスピーチもインパクトありました。 迫力のある、特に暴力についての描写が印象的です。
2022年8月30日 / 最終更新日時 : 2022年8月30日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『貝に続く場所にて』『彼岸花が咲く島』 去年の上半期の芥川賞について書いていなかったようです。 私の知識不足から難しく感じましたが、夢うつつ、今昔が並列的で、南米の文学がこんな感じだと聞いたことがあります。 南の島が舞台で、性別や国の設定が面白く、情景が浮かぶ […]
2022年8月20日 / 最終更新日時 : 2024年1月1日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『黒牢城』 主人公は荒木村重。 織田信長に対し謀反を起こし、有岡城での一年に渡る籠城戦の末、毛利氏のもとへ亡命。 しかし、信長の死後、茶人として復活。 なかなか魅力的な人物ですよね。 さて、この『黒牢城』では籠城戦が舞台の戦国モ […]
2021年2月11日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『推し、燃ゆ』 今回の芥川賞は現役大学生が受賞ということで、綿矢りささん&金原ひとみさんのときみたいに話題になるかと思ったのですが。 個人的には前回の遠野遥さんがBUCK-TICKの櫻井敦司さんの長男という方が衝撃でした。 JUST O […]
2020年8月29日 / 最終更新日時 : 2020年8月31日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『首里の馬』『破局』 2作品受賞の今回の芥川賞。 文春の発売を待って読みました。 高山羽根子『首里の馬』 第160回直木賞『宝島』と同じ、舞台は沖縄。 でも『宝島』は沖縄感満載なのに対し、こちらはかなり控えめ。 沖縄の言葉が使われていない […]
2020年2月12日 / 最終更新日時 : 2020年2月12日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『背高泡立草』 ちょっとラッキーなことがありました。 たまたま見た文藝春秋digitalのTwitter(@gekkan_bunshun)で \フォロー&RTキャンペーン/第162回芥川賞を受賞した古川真人さん 『背高泡立草』が全文 […]
2020年1月29日 / 最終更新日時 : 2020年1月29日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『熱源』 今回の直木賞は樺太が主な舞台。 冬に読んだからか、登場人物が皆思慮深いからか、「熱」というより「冷」を感じます。 登場人物の中で、主人公が次々に変わっていくので、短編を読んでいるようで読みやすい。 色んなジャンルの有名人 […]
2019年9月2日 / 最終更新日時 : 2020年1月29日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』 こちらも毎度の直木賞を読みました。 浄瑠璃作者の熱い一生を描いています。 江戸中期の道頓堀の雰囲気もいいですねぇ。 人形浄瑠璃は日本史に出てきた竹本義太夫や近松門左衛門くらいしか知りませんでしたが、見に行きたくなりました […]
2019年8月26日 / 最終更新日時 : 2020年1月29日 長安孝浩 オススメの本 芥川賞『むらさきのスカートの女』 毎度のことですが、芥川賞受賞作を読みました。 文章がリズミカルでとても読みやすかったです。 内面描写は控えめ。 物理的な距離感をあえてサラッと書くことで表現しているところがすごいと思います。
2019年2月27日 / 最終更新日時 : 2019年8月26日 長安孝浩 オススメの本 直木賞『宝島』 今回の直木賞はすぐに読みました。 真藤順丈「宝島」Kindle版 紙の本で546ページという結構なボリュームでしたが、臨場感あふれる描写であっという間に読んでしまいました。 おもしろかった〜 オススメですよ!