Evernote③
Evernoteは多機能なクラウドツールです。
とはいえ、すべての機能を使いこなす必要はありません。
今回は私のEvernoteの整理法をまとめてみました。
目次
ノート
使い方
Evernoteは一般に「メモアプリ」と言われます。
しかし、Evernoteのノートにはメモを書く以外にもExcelやPDFも貼り付けることができます。
Evernoteの最小単位が「ノート」です。
メモだけでなく、関連するExcelやPDFも一緒に保存することでひとつのノートが「フォルダ」のような役割も果たすことができます。
これが私のEvernoteの使い方の特徴です。
具体例
例えば、毎月のお客様の訪問時に作成するノートはこんな感じです。
まずは、訪問時のチェックリスト。
そして、会話メモ。
次に、予実管理のExcel、PowerPoint、PDFの各ファイル。
さらに、会計データのバックアップ。
とにかく、全てをEvernoteの突っ込みます。
Excelなどもダブルクリックで開くことができるので、編集もスムーズです。
このようにひとつのノートにすべてをつっこむと、一覧性があり、訪問時の限られた時間でも漏れを防げます。
これを毎月の訪問ごとに作成します。
そして、「月次」のノートブックにどんどん入れます。
「ノート」の入れ物が「ノートブック」です。
これで月次決算の情報を集約できます。
ノートブック
月次のノートをどんどん入れたノートブック。
私は作成日順の新しい順に並べるようにしています。
更新日順だと、触るたびに順番が変わってしまいますので。
また、作成日は「ノートの詳細」でいじることができます。
例えば月次ノートを前月分を複製したとします。
そのままだと作成日は複製元のものなので、1か月後の日付に変えます。
そうすると、新しいノートが上から順番にならぶ、というわけです。
スタック
例えば、あるお客様の月次、決算などのノートブックがあります。
これらを束ねてお客様ごとのスタックを作ります。
「ノートブック」の入れ物が「スタック」です。
スタック > ノートブック > ノートの3階層に収まるようになんとかするようにしています。
タグ
以前書いたように、私はタグはあまり使いません。
使うのはノートブックの中をさらに分けたい時。
ノートブックを横断してタグを付けることもできますし、むしろ、横断的に使えるのがタグの利点でもあります。
しかし、タグを付け忘れることが多かったりで、結局、検索時にも使えませんでした。
タグを付け忘れるなら使わないか、付け忘れても問題ない使い方をしよう。
上の例で言うと、ノートに「中国会」タグを付け忘れても、「税理士会」のノートブックには入っているので、まあまあ整理できている状態にはなります。
あとで気になればタグをつける。
これくらいのゆるい基準が私には合っています。
まとめ
Evernoteのインストラクターになるわけではないですから。
自分が便利に使えること、それが一番大事。
実際に使って、必要な情報がすぐに引き出せるかどうか。
手間がかかりすぎないか。
できるだけシンプルに。
そんな意識でEvernoteの整理をしています。